2011年11月12日
2011お飾り作り
今年はお正月飾りを一から手作りで
作ることになり、お飾りの先生のところへ
行ってきました。
使うワラは【大正赤穂】という稲穂で
穂が出る前に刈り取り、乾燥させておくそうです。
先生いわく、この大正赤穂はかなり大昔の稲穂で
作っている人はほとんどいないんだそう
(ちなみにネットで調べても出てきませんでした)
お飾り用にご自分の田んぼで種をまき収穫するそう。
特徴としては締め上がったときに
緑っぽい色で香りも強く、しめ縄を作るには最適のようです。
さっそく先生の手ほどきから
一握りワラを束ね、3等分していく
1束残し2束をよじりながら編みこんでゆく
残りの1束をまたねじりながら巻きつけていく
シュルシュルっというリズムある音を立てながら
あっという間に巻き上げ
稲穂を先端に差し込む
少なめのワラで縛る紐を作る
独特な縛り方で留めて
完成!
私も作らせていただきました。
見ているのとやるのでは全然ちがく
とにかく力が必要で、また力の加減がとても難しかった
1つ作るのにえらい時間をかけ
出来上がったときには汗をかいていました
じゃ~ん!
説明は要りませんよね~
右のが先生、左が私作
いびつな感じは見た目でもよくわかりますが
持ってみると、しまり具合が全然違うんです。
ということで、私のしめ縄は商品にはならないことが
よ~く分かりました。
私は装飾のプロですので、先生に作っていただいたものに
お飾りを付ける仕事に回りたいと思います
出来上がりましたらまたご紹介します